犬歯の大きな根の先の炎症を治しました|歯内療法(根管治療)ウィキペディア

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犬歯の大きな根の先の炎症を治しました

歯茎の腫れを治すための根の治療

当院でのブログでもたびたび説明させて頂いておりますが、歯茎の腫れは、根の内部の汚れが原因になることが多いです。この根の内部の汚れを取り除き、炎症を直し、歯の健康を保つために行う治療が根の治療(根管治療)です。

根の先の炎症が治った右上犬歯の根の治療

患者さんは、歯茎の腫れを訴え来院されました。

口の中を見ると、こんなに大きな腫れが・・・

レントゲン写真を撮影すると、こんなに大きな根の先の炎症がありました。根の治療が必要と診断し、治療を始めました。

マイクロスコープを使い、かぶせ、土台をはずし、

虫歯を取り除き、

ラバーダムをして、根の内部をきれいにします。

きれいにできたら、最終的な根の薬「MTAセメント」と充填し、

コンポジットレジンとファイバーポストで土台の処置をしました。

これらの処置の一連の流れを動画でまとめたので、ご覧ください。

その後、経過観察を行いました。

術後3ヶ月後のレントゲン写真です。術前と比較し、根の先の炎症が明らかに小さくなっています。歯茎の腫れもなくなりました。

最終的なかぶせ物も装着し、さらに経過観察を行いました。

根の先の炎症がさらに小さくなりました。もちろん、歯茎の腫れ、痛みなどはまったくありません。

まとめ

今回のケースも、良い結果で、一安心しています。今後、再発や根が割れてしまうなどのリスクはありますが、通常の根の治療と比較し、その確率は低いと思います。それだけ、精度の高い治療ができたのではないか、と個人的には思っています。

このような大きな歯茎の腫れがあったとしても、あきらめずに治療をすれば、その歯の健康を取り戻すことができるのです。マイクロスコープを使った根管治療を希望される方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院

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