外傷歯治療|歯内療法(根管治療)ウィキペディア

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外傷歯治療

外傷を受けた歯にも根管治療が必要な場合があります

重度の虫歯以外にも事故や運動時の衝突、転倒によって歯が外傷を受けた場合にも、症状や歯根の成長状態によっては根管治療が必要になる場合があります。

外傷歯に実施する歯内療法処置

外傷歯事故や怪我によって歯を損傷してしまった場合には、神経の生存を第一に考え、外傷に対して必要な処置を行いながら経過の観察をします。

歯髄が大きく損傷した場合や、経過によって神経が死んでしまった場合には、その後の悪化を防ぐために神経を抜く処置を実施します。外傷歯に実施する歯内療法は以下のような方法があります。

抜髄処置

事故や怪我によって歯髄を損傷した場合や、衝撃によって歯髄が炎症を起こした場合には、すぐに神経を抜く事はせず経過観察を行い、歯髄の復活を期待します。炎症が治まらなかったり、歯髄が復活しなかった際には、やがて歯髄壊死が起きますので壊死した神経を取り除く「抜髄処置」を実施します。

覆髄処置

直接覆髄法

外傷により歯の頭の部分が折れ、歯髄が口腔内に露出してしまった場合、その外傷が起こって間もないうちは、歯髄を保存することができます。この歯髄を保存するために、露出した歯髄を材料で覆い、歯髄の保存を試みる方法を直接覆髄法と呼びます。

間接覆髄法

外傷により歯は損傷した状態でも、歯髄が露出していない場合には間接覆髄法を実施します。断面にグラスアイオノマーセメントなどのセメントを敷き、歯髄を保護します。

生活断髄法

外傷により歯が折れ、歯髄が口腔内に露出してしまい、歯髄の表面部分にダメージが起きている場合に試みる処置です。歯髄を部分的に取り除き、正常な歯髄のみを残し、その断面をMTAセメントなどで覆うことによって、歯髄を保存する処置方法です。

意図的再植術

事故や衝突によって、歯根の破折が起きた場合には意図的に抜歯を行い、歯科用のセメントで破折した歯根を接着させて、元の位置に戻す「意図的再植術」と呼ばれる、外科的歯内療法を実施します。

歯内療法が必要な主な外傷歯の症状

歯根破折

歯の根っこにひびや破折が起こる症状を歯根破折と言います。主に神経を抜いて脆くなった歯に見られる症状ですが、転倒や衝突などによって歯根が折れたり、損傷する事によって歯がグラグラする事もあります。

歯冠・歯根破折

歯冠部から歯根にかけて破折が起きている状態の外傷歯です。これを歯冠・歯根破折と呼び、エナメル質、象牙質、セメント質全てを含む破折症状となります。

脱臼

① 亜脱臼

転倒や運動時の衝突などによって、歯の位置は変わらないままで、歯がグラグラしたり、歯の周辺組織が損傷したりする状態を亜脱臼と言います。亜脱臼は、「脈管」と言う神経に繋がる重要な血管が切れている可能性が高く、その場合にはやがて神経が死んでしまうため、抜髄(根管治療)が必要となります。神経が生存している場合には、経過観察で様子を見ます。

② 完全脱臼(脱離)

強い衝撃によって歯槽骨から歯が離れる症状を「完全脱臼(脱離)」と言います。歯のクッション材と呼ばれる歯根膜が生存していれば、元の場所に再植する事によって歯の機能を取り戻す事ができます。歯根膜は乾燥に弱いため、抜け落ちた際には生理食塩水か牛乳に浸けて乾燥を防ぎ、早急に歯科医院にて処置を受けましょう。完全脱臼では、歯に栄養を送る血管は断裂しているため、神経壊死による感染予防のために根管治療が必要となります。

外傷歯に対する適切な歯内療法をご希望の方へ

MOMO DENTAL CLINIC

MOMO DENTAL CLINICでは、このように虫歯の感染だけではなく事故やスポーツ時の衝突による外傷歯に対して、一般的な抜髄処置をはじめ、神経の保護を行う覆髄処置なども実施しております。神経の残存率や、将来的な歯の寿命は早急な対応にかかっていますので、受傷時には直ちに歯科医院での受診をおすすめします。岡山で外傷歯に行う適切な歯内療法をご希望の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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