根管治療途中の歯の放置の恐ろしさ|歯内療法(根管治療)ウィキペディア

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根管治療途中の歯の放置の恐ろしさ

投稿日:2021年4月15日

カテゴリ:院長ブログ

咬合力に抵抗できなくなる根管治療歯

根管治療を受けた歯を「根管治療歯」と呼びますが、この根管治療歯は、内部にアプローチするために歯に穴を大きく開けたり、虫歯が大きくなっているため、歯の部分が少なくなり、咬合力への抵抗性が低くなります。

そのため、治療後には、クラウンやアンレーを装着することにより、補強することが、歯を長持ちさせるために重要です。

 

治療途中で放置すると割れる

上記にも示した通り、根管治療を受けた歯の歯質の量は少なくなっているため、咬合力への抵抗性が落ちています。そのため、根管治療途中の歯を放置していると、その部分に硬いものが介在して、力がかかると、歯が割れてしまうことがあります。これは「歯冠破折」と呼びます。

実際の写真を定時しますと・・・

このような状況になります。ヒビが入っているのがわかると思います。

ピンセットでつまみ、動かすとグラグラします。

この歯は、ギリギリのところで、残すことができましたが、根管治療途中の歯を放置して、結果的に抜歯になってしまう患者さんが、実は、結構いらっしゃいます。

根管治療を受けることになった場合は、きちんと通い、治療を完了させましょう。

 

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