MTAセメントと使用した歯髄保存療法|歯内療法(根管治療)ウィキペディア

こんなケースでも抜かずに残せる

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MTAセメントと使用した歯髄保存療法

投稿日:2021年4月21日

カテゴリ:院長ブログ

歯髄保存療法とは?

歯の内部に存在するゼリー状の軟組織「歯髄」を保存する方法です。

根管治療により、歯髄がなくなると、その歯は咬合力に負けて壊れやすくなります。そのため、歯髄を残せる状況で、治療中に歯髄が露出した場合には、歯髄を保存する「歯髄保存療法」が有効な場合があります。

実際の治療の写真を提示致します。

患者さんは15歳の高校生です。深い虫歯が右下の第一大臼歯(6歳臼歯)に見られたため、もしも歯髄が露出してしまった場合は、歯髄保存療法を希望されました。

コンポジットレジンで人口の壁を作り、ラバーダムをして、虫歯を取り除いたところ、

歯髄が露出しました。

この部分を少し大きくして、

歯髄を露出させます。

このあと、MTAセメントを充填して治療の完了です。

このようなケースでも、歯髄を保存できない状況もあります。また、歯内療法に特化した先生でも、歯髄を残すデメリットがあるため、逆に抜髄してしまう先生もいます。

しかしながら、もしも、歯髄の保存を希望される方がいましたら、ぜひご相談ください。

 

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