隔壁の作成|歯内療法(根管治療)ウィキペディア

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隔壁の作成

投稿日:2021年1月20日

カテゴリ:院長ブログ

隔壁とは

隔壁とは、虫歯でなくなった歯の部分に、人工的に作った歯の部分のことです。コンポジットレジンで作った人工の壁です。

隔壁は重要です。歯の部分がなくなると、ラバーダムができなくなるので、このラバーダムができる状況を作り出すために、隔壁を作るのです。隔壁を作らないと、ラバーダムができません。

今回は隔壁を作る行程を示します。

ある患者さん。虫歯が大きく根管治療をしてほしい、とのことで来院されました。

虫歯を取り除いている途中です。探針で歯の部分を触ると、まだ柔らかいです。虫歯が残っている証拠です。

これを取り除き、

専用の染色液で残っている虫歯を染めます。

さらに取り除き、

取り除き、

取れました。この部分で、ラバーダムをつけていないことに、異論のある方もいますが、私はこの方法でやっています。

この部分に表面処理をして、

コンポジットレジンを盛って、

完成です。この後、形を整えて、ラバーダムをして根管内にアプローチをします。

実は、この行程が一番大切だと個人的に思っています。このレジンは、根管治療が終わった後の支台築造の一部として使いため、被せ物の下に残り続けます。

隔壁の精度は、とても大切です。

 

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