パーフォレーションが原因で抜歯になった下顎の奥歯|歯内療法(根管治療)ウィキペディア

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パーフォレーションが原因で抜歯になった下顎の奥歯

投稿日:2021年1月25日

カテゴリ:院長ブログ

深い歯周ポケットが・・・

他院からの紹介で来院された20歳代の女性。

紹介理由は、右下の親知らずの手前、専門的に言うと「下顎左側第二大臼歯」に限局的な深い歯周ポケットがある、と言うことでした。

実際の歯です。

歯周ポケットを測定すると、一部に限局的な10mmほどの深い歯周ポケットがありました。

レントゲン写真上からは、断定はできませんでしたが、歯の内部に「パーフォレーション」が疑われました。

患者さんに説明し、根管治療をはじめました。

装着されていた金属性の詰め物を外し、マイクロスコープで内部を確認しました。すると・・・

内部に、パーフォレーションが認められました。

この後、ラバーダムを装着し、根管治療を進めました。パーフォレーション部位はMTAセメントで埋めました。

しかしながら、この歯周ポケットの改善はありませんでした。結局、抜歯になりました。

MTAセメントを用いても、パーフォレーションの問題が解決できないこともあるのです。

このようにならないようにも、最初から、精度の高い根管治療を受けることが大切です。

 

 

 

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